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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(2)1991年10月 広島
学術展示
経過観察中に特発性黄斑円孔の発生した3例
Three cases of idiopathic senile macular hole formation
米山 穣二
1,2
,
戸塚 清一
1,3
,
栗原 和之
4
,
田中 紀子
1
,
宮崎 守人
1
Joji Yoneyalna
1,2
,
Seiichi Totsuka
1,3
,
Kazuyuki Kurihara
4
,
Noriko Tanaka
1
,
Morito Miyazaki
1
1信州大学医学部眼科学教室
2伊那中央総合病院眼科
3帝京大学医学部附属市原病院眼科
4篠ノ井総合病院眼科
pp.530-531
発行日 1992年4月15日
Published Date 1992/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908448
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- Abstract 文献概要
緒言 特発性黄斑円孔の発症機序に関しては従来,硝子体の前方あるいは,接線方向への牽引1,2),黄斑部の脆弱化3)などの説があるが近年黄斑円孔形成前に出現する臍状所見が注目されている4)。今回筆者らは経過観察中に特発性債斑円孔の発症をみた3症例を経験したので報告する。
症例 【症例1】
57歳,女性。5日前よりの左眼視力低下を主訴に1989年2月7日受診。
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