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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(3)1989年10月 名古屋
学術展示
緑内障に対するメコバラミンの効果—5年以上遠隔成績
Effect of systemic methylcobalamin for glaucoma. :A five-year appraisal
酒井 忠
1
,
村田 稔
2
,
雨宮 次生
2
Tadashi Sakai
1
,
Minoru Murata
2
,
Tsugio Amemiya
2
1国立嬉野病院眼科
2長崎大学医学部眼科
pp.704-705
発行日 1990年5月15日
Published Date 1990/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908147
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- Abstract 文献概要
緒言 メコバラミン(メチコバール®)が緑内障の視野障害に対して有効であるとの報告は多いが,いずれも1〜2年間の短期間のもので,長期間の報告は見られない。我々は5年以上メコバラミンを投与した慢性緑内障眼を対照眼およびメコバラミンの投与が5年未満の慢性緑内障眼と比較検討し,メコバラミン投与群で視野変化に対して良い結果を得たので報告する。
症例 症例は慢性緑内障患者で5年以上視野の経過を追えた国立嬉野病院眼科の109眼と長崎大学眼科の23眼計132眼で,中途失明眼,低眼圧緑内障眼は除いた。
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