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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(1)1989年10月 名古屋
学術展示
先天性眼瞼下垂に対するFriedenwald-Guyton法の検討—手術効果及び術後合併症について
Evaluation of Friedenwald-Guyton's procedure for congcnital blepharoptosis. :Surgical effects and postoperative complications
村上 裕司
1
,
溝口 尚則
1
,
雨宮 次生
1
Yuji Murakami
1
,
Takanori Mizoguchi
1
,
Tsugio Amemiya
1
1長崎大学医学部眼科
pp.320-321
発行日 1990年3月15日
Published Date 1990/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908096
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- Abstract 文献概要
緒言 眼瞼下垂に対するFriedenwald-Guyton法は,医原性疾患と極言する人もおり,避けたほうがよい術式といわれている1)。そこで本術式による手術結果及び術後合併症について確認するために少なくとも1年以上前に本術式を受けた患者についてアンケート調査を行った。そのうち,来院した者についての手術結果を検討したのでここに報告する。
対象と方法 1984年1月1日から1987年12月31日までの4年間に長崎大学医学部附属病院眼科にて先天性眼瞼下垂に対するFriedenwald-Guyton法を施行された患者にアンケート調査を依頼し,同時に受診を勧めた。受診した者について,現在の視力,普通開眼瞼時瞼裂幅,その他一般の眼科的検査を施行した。
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