特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略
Ⅱ.治療の実際
3.手術治療の実際
線維柱帯切除術慎重派の立場から
米村 昌宏
1
,
谷原 秀信
1
1熊本大学医学部眼科学教室
pp.183-185
発行日 2002年9月10日
Published Date 2002/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907905
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線維柱帯切除術(trabeculectomy)は現在行われている緑内障手術のなかでは眼圧を大きく下降させることのできる術式の1つであるが,眼内炎,低眼圧黄斑症,中心視野の消失など,視機能に大きな障害をきたす合併症を引き起こす可能性もある。そのため症例,術式の選択,術後管理は慎重に行わなければならない。
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