特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
集学的治療に必要な他科の知識
脳腫瘍—いま,脳神経科では
松本 健五
1
1岡山大学医学部脳神経外科学教室
pp.256-258
発行日 1999年9月30日
Published Date 1999/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906595
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脳神経外科で扱う疾患のなかで早期症状や主訴が眼症状である疾患は多々ある。これらの眼症状は,視力視野障害が最も多く,次いで眼球運動障害である。ほとんどの患者は,早期の段階で眼科を受診し,眼科から脳神経外科に紹介される。眼科医が脳神経外科的疾患に造詣が深いほど,より早期に紹介があるように思われる。その疾患の多くは脳腫瘍である。
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