特集 緑内障Today
Ⅱ 確定診断を得るために
眼圧の検討—眼圧計をめぐって
杉本 麗子
1
Reiko Sugimoto
1
1住友柄院眼科
pp.35-37
発行日 1996年10月20日
Published Date 1996/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410905082
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はじめに
眼圧測定は緑内障の管理やスクリーニングにとどまらず,多数の眼科疾患において欠かせない検査である。これまで各種の眼圧計が開発されてきたが,精度,簡便さ,熟練不要,体位を選ばないなど,それぞれの眼圧計の特徴を理解し,測定目的に応じて使いわける必要がある。本稿では眼圧計の選択基準と測定時の注意,ならびに現在使用頻度の高いGoldmann眼圧計(GAT),noncontacttonometer (NCT),トノペンについてそれぞれの特徴を述べる。
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