Japanese
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連載 眼科図譜・336
毛様体皺襞部裂孔の検査法
Examination technique of a pars plicata break
飯島 幸雄
1
Yukio Iijima
1
1社会保険船橋中央病院眼科
pp.118-119
発行日 1995年1月15日
Published Date 1995/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904148
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緒言
毛様体皺襞部裂孔は毛様体皺襞部の無色素上皮の裂孔で,網膜剥離を発症する。これはそれよりも後方の裂孔とは,病態が異なる。相違点は,水晶体と連結しているチン小帯の牽引によって発症すること,および,眼球内前方部の非常に観察しずらい部位に存在することである。したがって,当然,検査法も異なる。裂孔は,外傷性1),特発性2,3),水晶体嚢外摘出術術後4)の3種類に分類されるが,ここでは,比較的多くみられる特発性のタイプの検査法のコツを紹介する。
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