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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(1) 1992.11.6-8 東京
学術展示
ロジスティック回帰分析による糖尿病網膜症の進展と尿中マイクロアルブミン値の関連の検討
Logistic regression analysis of microaibuminuria and progression of diabetic retinopathy
太田 勲男
1
,
吉田 晃敏
1
,
高橋 正年
2
,
藤原 豊
3
Isao Ohta
1
,
Akitoshi Yoshida
1
,
Masatoshi Takahashi
2
,
Yutaka Fujiwara
3
1旭川医科大学眼科学教室
2美唄労災病院眼科
3美唄労災病院内科
pp.478-479
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901541
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- Abstract 文献概要
緒言 糖尿病網膜症を管理するさいは,眼底所見のみならず,内科的な因子にも注意を払う必要がある。筆者らは,糖尿病患者の断片調査により,糖尿病腎症の1指標である尿中マイクロアルブミン値が,糖尿病網膜症の重症度と密接に関連していることを報告した1,2)。今回は,網膜症の進展が尿中マイクロアルブミン値の変化とどのように関連するかを検討する目的で,これらの糖尿病患者を経過観察した。解析にはロジスティック回帰分析を用い,血糖コントロールの1指標であるHbA1c値とも比較を行った。
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