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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(1) 1992.11.6-8 東京
学術展示
角膜脂肪変性症の1例
A case of fatty degeneration of the cornea
山口 哲男
1
,
根来 良夫
1
,
北川 厚子
1
,
田辺 稔邦
1
,
井田 直子
1
Tetsuo Yamaguchi
1
,
Yoshio Negoro
1
,
Atsuko Kitagawa
1
,
Toshikuni Tanabe
1
,
Naoko Ida
1
1京都市立病院眼科
pp.428-429
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901517
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緒言 角膜脂肪変性症は角膜に脂肪が異常に沈着する疾患の1つである。一般に続発性のものが大部分で,原発性のものはごく稀である1)。続発性のものは種々の炎症などの既往があり必ず角膜血管新生を伴っているが,原発性のものは両側性でその既往はなく発症前に血管新生は認めない。今回筆者らは,角膜に混濁を認める以前から血管新生を伴った角膜浸潤を時々認め,片眼性であったことから続発性角膜脂肪変性症と考えられた1症例を経験したので報告する。
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