特集 眼科治療薬マニュアル—私の処方箋
疾患別薬剤投与プロトコール
眼精疲労
西信 元嗣
1
1奈良県立医科大学眼科学教室
pp.160-161
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901373
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薬物療法の現況
眼精疲労は種々の原因によって起こる症状である。すなわち物を見る作業をすると眼もしくは心・身に異和感を訴える。
その原因疾患には,視覚系疾患,全身的疾患,心因性疾患,環境不適応などがある。その治療の根本は,原因疾患の治療である。したがって眼精疲労の薬物療法は,原因疾患に対するものと,原因疾患加療中の症状寛解に用いる対症療法とがある。
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