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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(6)1991年10月 広島
学術展示
水晶体嚢外摘出術後早期の定量的角膜形状解析
Quantitative morphometry of the cornea during early stage after extracapsular cataract extraction
大矢 智博
1
,
山上 聡
1
,
浦田 謙二
1
,
宮田 和典
2
,
澤 充
3
,
徳永 忠俊
4
Tomohiro Ohya
1
,
Satoru Yamagami
1
,
Kenji Urata
1
,
Kazunori Miyata
2
,
Mitsuru Sawa
3
,
Tadatoshi Tokunaga
4
1東京大学医学部眼科学教室
2東京大学医学部付属病院分院眼科
3東京大学医学部角膜移植部
4宮田眼科病院
pp.1150-1151
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901262
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- Abstract 文献概要
緒言 白内障術後の角膜乱視の検討は,従来ケラトメーターなどによる角膜中央部半径1.25〜1.5mmの計測により行われているが1,2),角膜全体の形状変化は未だ十分な検討は行われていない。今回筆者らは,水晶体嚢外摘出術(ECCE)を行った症例の術後早期形状変化を角膜形状解析装置を用いて検討した。
対象と方法 対象は術前角膜乱視1.0D以内の11例14眼(79.2±6.7歳)とした。11mm強角膜切開創より ECCEおよび眼内レンズ挿入を施行後,9-0nylon糸による靴紐縫合を施行した。手術終了時に眼圧を一定に保った後,ケラトメトリー(テリー,lnomed社)を用いて角膜乱視を1.5〜2.0Dの直乱視にコントロールした。
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