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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(5)1991年10月 広島
学術展示
眼症状を初発とした急性単球性白血病の1例
Ocular manifestation was the prilnary clinical sign in a case of acute monocytic leukemia
尾関 年則
1
,
馬嶋 昭生
1
,
朝岡 力
2
,
荒井 加代子
2
Hironori Ozeki
1
,
Akio Majima
1
,
Tsutomu Asaoka
2
,
Kayoko Arai
2
1名古屋市立大学医学部眼科学教室
2朝岡病院眼科
pp.1036-1037
発行日 1992年7月15日
Published Date 1992/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901235
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- Abstract 文献概要
緒言 日常臨床の場で、黄斑部に漿液性網膜剥離をきたした症例に遭遇する機会は多い。Gass1)は特発性中心性漿液性脈絡網膜症以外にも,さまざまな全身疾患によって同様の眼所見が発生するとし,このような眼所見をみた場合の全身検査の重要性を述べている。
今回筆者らは,全身症状や典型的な白血病性網膜症が出現する以前に,黄斑部の漿液性網膜剥離で発症した急性単球性白血病の1例を経験したので報告する。
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