特集 眼科基本診療—私はこうしている
治療に必要な基本技術
緑内障手術の治療方針
山岸 和矢
1
1関西医科大学付属香里病院眼科
pp.161-163
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900917
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緑内障の手術療法の決定には,緑内障の診断,手術時期の決定,術式の選択が重要であるが,なかなか難しい。例えば緑内障発作では短時間に診断を確定し,手術方法を決定せねばならない。一方,慢性の緑内障は十分な経過観察により診断を確定し,その上で術式を選択できるが,手術時期の決定は患者への十分な説明と同意(インフォームド・コンセント)が最優先されよう。日常の臨床で私が行っている緑内障手術療法の治療方針を以下に紹介する。
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