Group discussion
第1回Closed Eye Surgery
清水 昊幸
1
1自治医大
pp.1162-1164
発行日 1990年7月15日
Published Date 1990/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900299
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Closed Eye Surgeryは平成元年度第43回日本臨床眼科学会において初めてグループ・ディスカッションとして登場した。ここにその報告を記すわけであるが,このGDの名称は一寸内容がわかりにくいのでまず最初に一言説明を加えることにする。
本会は最初,水晶体乳化吸引術を中心に硝子体手術等を含めたClosed Eye Surgeryを念頭において命名されたものである。実際上はこれまでclosedの会として毎年1回催され,毎回30人から50人位の出席者があって,主として白内障手術,硝子体手術に関わる手術合併症をテーマに6回開催されてきた。その内容は,公開の学会の席では発表をはばかられる「駆出性出血の際,どう処置をしたか」といったような話にくい合併症の話が中心で,オフレコで出席者が忌憚のない討議を闘わせる場であった。こうした話が聞けることは術者にとって大変有意義であったので,多くのOphth-almic surgeonの熱心な支持を得て来た。
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