増刊号 6年前の常識は現在の非常識!—AI時代へ向かう今日の眼科医へ
Ⅵ.緑内障
隅角検査の進歩
小島 祥
1
1熊本大学大学院生命科学研究部眼科学分野
pp.128-131
発行日 2024年10月30日
Published Date 2024/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215338
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ここが変わった!
以前の常識
・隅角鏡検査所見を共有するのは難しい.
・超音波生体顕微鏡(UBM)は,仰臥位でアイカップを装着し水浸性に観察する侵襲のある検査である.
・前眼部光干渉断層計(OCT)は,角膜や前房を評価する検査である.
現在の常識
・隅角鏡検査は必須の検査だが,前眼部画像検査も活用しながら診療する.
・ゴニオスコープで隅角所見の自動撮影,保存ができる.
・UBMはアイカップなしで座位でも行える検査である.
・前眼部OCTは隅角全周の定量的評価ができる検査である.
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