Japanese
English
連載 Clinical Challenge・18
プリズム眼鏡が無効な両眼性複視をきたした症例
A case with binocular diplopia for which prismatic spectacles are not effective
長谷部 聡
1
Satoshi Hasebe
1
1川崎医科大学眼科学2教室
pp.1136-1139
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214084
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症例
患者:43歳,男性
主訴:両眼性複視(片眼遮閉では複視なし)
既往歴:21歳時と22歳時に,裂孔原性網膜剝離に対して両眼に強膜内陥術を受けた。33歳で,右眼黄斑円孔の診断で硝子体手術を受けた。43歳で両眼白内障手術を受けた後,両眼性複視を自覚するようになり,自家用車運転など日常生活に支障があるため,近医から川崎医科大学総合医療センター眼科を紹介され受診となった。
家族歴・現病歴:特記すべき事項なし
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