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連載 国際スタンダードを理解しよう! 近視診療の最前線・10
—小児の近視をみたらどうすればよいか?—小児期の学童近視の中で,将来の病的近視リスクを疑う要注意サインは何か?
Ocular findings of pathologic myopia in childhood
五十嵐 多恵
1
,
大野 京子
1
Tae Igarashi-Yokoi
1
,
Kyoko Ohno-Matsui
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野
キーワード:
病的近視
,
視神経乳頭周囲びまん性萎縮病変
,
PDCA
,
後部ぶどう腫
Keyword:
病的近視
,
視神経乳頭周囲びまん性萎縮病変
,
PDCA
,
後部ぶどう腫
pp.870-874
発行日 2021年7月15日
Published Date 2021/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214035
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◆近視に特徴的な過度の眼軸伸展は,脈絡膜の菲薄化と関連している。
◆小児の近視患者における視神経乳頭周囲びまん性萎縮病変の存在は,将来の病的近視による眼合併症の発症を予測する重要なサインである。
◆広角OCTで同定される小児期の後部ぶどう腫の初期病変の特徴は,①後部ぶどう腫縁に向かう脈絡膜の菲薄化と,②強膜の後方変位である。
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