Japanese
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連載 眼科図譜
網膜色素線条症に多数のcomet lesionsを認めた1例
A case of angioid streaks with many comet lesions
岡本 紀夫
1
Norio Okamoto
1
1おかもと眼科
1Okamoto Eye Clinic
pp.330-332
発行日 2021年3月15日
Published Date 2021/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213932
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緒言
網膜色素線条症(angioid streaks:AS)の眼底所見は1),視神経乳頭から放射状に伸びる色素線条を認めることが特徴である。また,後極部から中間周辺部にかけて梨地様眼底がみられることが多い。時として,脈絡膜血管新生を合併することがある。
今回筆者は,ASの患者の視神経乳頭から周辺部にかけて,多数のクリスタリンがcomet lesionsとcomet tail lesionsを呈した症例を経験したので報告する。
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