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特集 黄斑円孔/偽円孔手術を極める!
【手術適応と基本手技】
外傷性黄斑円孔
Traumatic macular hole
鈴木 幸彦
1
Yukihiko Suzuki
1
1弘前大学大学院医学研究科眼科学
キーワード:
外傷性黄斑円孔
,
光干渉断層計
,
眼球打撲
,
眼外傷
,
硝子体手術
Keyword:
外傷性黄斑円孔
,
光干渉断層計
,
眼球打撲
,
眼外傷
,
硝子体手術
pp.1528-1534
発行日 2020年12月15日
Published Date 2020/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213853
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●外傷性黄斑円孔はスポーツなどの鈍的眼外傷によるものが多く,若年者が多いという特徴がある。網膜振盪症などの網膜損傷が視力予後にかかわる場合もある。
●約10〜40%で発症早期に自然閉鎖するといわれているが,円孔径が大きい例・円孔周囲に囊胞形成を伴う例では自然閉鎖しにくいと考えられる。
●硝子体手術をする場合は,硝子体剝離を確実に作製し,内境界膜剝離とガス・タンポナーデによって比較的高率に復位が得られる。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年12月)。
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