Japanese
English
連載 眼炎症外来の事件簿・Case13
網膜剝離を伴う視神経乳頭炎
A case of optic papillitis with serous retinal detachment
長谷川 英一
1
,
園田 康平
1
Eiichi Hasegawa
1
1九州大学大学院医学研究院眼科学分野
キーワード:
視神経乳頭炎
,
漿液性網膜剝離
,
星芒状白斑
,
発熱
,
リンパ節腫脹
,
ネコひっかき病
Keyword:
視神経乳頭炎
,
漿液性網膜剝離
,
星芒状白斑
,
発熱
,
リンパ節腫脹
,
ネコひっかき病
pp.1128-1131
発行日 2019年9月15日
Published Date 2019/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213252
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患者:44歳,男性
主訴:左歪視・視力低下
既往歴:陳旧性脳梗塞
現病歴:3週間前に左眼歪視と霧視を自覚し左側頭部痛もあった。近医眼科を受診し,視神経乳頭黄斑間の網膜浮腫を指摘された。1週間後の再診時には,左視神経乳頭発赤・腫脹も出現し視力低下と中心暗点を認めた。左視神経乳頭血管炎の診断にてステロイド局所投与をされたが改善がみられないため,精査加療目的に当科に紹介され受診となった。
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