Japanese
English
特集 網膜剝離の現在—見えてきた実像と最新の治療戦略
網膜剝離に対する手術成績
Surgical outcomes of rhegmatogenous retinal detachment
厚東 隆志
1
Takashi Koto
1
1杏林大学医学部眼科学教室
キーワード:
裂孔原性網膜剝離
,
J-RDレジストリ
,
レジストリ研究
,
硝子体手術
,
強膜バックリング手術
Keyword:
裂孔原性網膜剝離
,
J-RDレジストリ
,
レジストリ研究
,
硝子体手術
,
強膜バックリング手術
pp.1627-1631
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214243
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●裂孔原性網膜剝離の初回網膜復位率は90%台であり,近年は硝子体手術(PPV)を選択する割合が増加している。
●J-RDレジストリ研究から,PPVが上方裂孔に対して有利であること,背景因子の揃った症例では強膜バックリング手術(SB)より有利であることがわかった。
●PPVの適応は今後も拡大していくと考えられるが,常にSBとの適応の境界を意識して適切に術式を選択することが重要である。
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