増刊号 7年前の常識は現在の非常識!—眼科診療の最新標準
4.網膜・硝子体疾患
2)診断・治療
黄斑浮腫に対する治療
志村 雅彦
1
1東京医科大学八王子医療センター眼科
pp.238-242
発行日 2018年10月30日
Published Date 2018/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212914
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ここが変わった!
以前の常識
●VEGF阻害薬は黄斑浮腫に対し保険適用を受けていなかった。
●光凝固が標準治療であった。
●網膜血管の詳細は把握されていなかった。
現在の常識
●VEGF阻害薬が黄斑浮腫に対し保険適用を受け,広く普及した。
●光凝固の有用性が否定されつつある。
●OCTAの登場により網膜血管の詳細が把握され,病態との関連性が研究されている。
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