海外留学 不安とFUN・第19回
Massachusetts Eye and Ear Infirmaryでの留学生活・1
片岡 恵子
1,2
1Massachusetts Eye and Ear Infirmary
2名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室
1Massachusetts Eye and Ear Infirmary
pp.992-993
発行日 2017年7月15日
Published Date 2017/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212321
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海外生活の不安
2012〜2015年の3年間,米国マサチューセッツ州ボストンにあるハーバード大学医学部関連病院のMassachusetts Eye and Ear Infirmary(MEEI)に留学させていただきました。帰国して早2年が経ちましたが,私の経験した留学についてご紹介させていただきたいと思います。
ボストンは,ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)をはじめとする大学,研究機関などが多くあり,世界中から研究者や学生が集まってきているため街はさまざまな国籍,人種で溢れています。日本人研究者や留学生も多く,日本人の勉強会,同好会などの日本人コミュニティが多数存在し,またボストンの生活情報が溢れる現地日本人によるブログがあったり,日本人同士の部屋の引き継ぎや,moving saleの情報交換ができる掲示板があったりとネットによる情報も容易に入手できます。私を含め女性の単身留学者も多く,生活面においてはかなり安心できる街であることも特徴です。
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