今月の表紙
サルコイドーシス
水澤 剛
1
,
後藤 浩
1
,
中澤 満
2
1東京医科大学病院
2弘前大学
pp.1356
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410211933
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症例は36歳,男性。左眼の視力低下を自覚し,近医を受診。転移性眼内腫瘍の疑いで当院紹介受診となった。
初診時視力は右0.15(1.5×−4.25D()cyl−1.00D 180°),左0.125(1.2×−4.25D()cyl−0.75D 140°),眼圧は右11mmHg,左11mmHg前眼部,中間透光体に異常はなかった。左眼の眼底には黄斑部に網膜前膜と,視神経乳頭より下方アーケードに沿って新生血管を伴った結節性の白色隆起病変を認めた。右眼に異常はなかった。
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