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特集 緑内障治療の副作用・合併症対策総ざらい
ミニチューブ(Ex-PRESS®)
Miniature glaucoma devices(Ex-PRESS®)
輪島 良太郎
1
,
新田 耕治
1
Ryotaro Wajima
1
1福井県済生会病院眼科
pp.170-176
発行日 2016年2月15日
Published Date 2016/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410211698
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はじめに
Ex-PRESS®(アルコン社)は一定の内腔により房水流量が予測可能であり,線維柱帯切除術と同等の眼圧下降効果が得られること,また虹彩切除を必要としないため合併症のリスク軽減や前房開放時間の短縮ができることなどの臨床上のメリットがあると報告されている。しかし,わが国で導入されてからまだ時間が短く,合併症に関する報告が少ないため,理想的な臨床効果を得るにはトラブルシューティングについても事前に十分に理解しておくことが必要である。
本稿ではEx-PRESS®併用濾過手術の合併症について,その対策や問題点について概説する。
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