Ⅱ原著
白澤點状網膜炎に於ける暗調應の經過に就て
馬詰 讓
1
1慶大眼科
pp.70-73
発行日 1948年5月20日
Published Date 1948/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410211088
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第一章 緒言
所謂白澤點状網膜炎は1882年Mooren氏により始めて報告され,以來100例を突破するに到つた。然し乍らその暗調應機能を詳細に檢索した症例は實に寥々たるもので,僅に數10例に過ぎない!
余は幸にして慶大眼科教室に於て,白澤點状網膜炎患者の2症例を經驗し,其の暗調應機能を計測した所,意外にも其の經過に相異のある事を認めた。
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