Japanese
English
連載 眼科図譜・280
後部円錐水晶体の生体観察
In vivo biomicroscopy of the posterior lenticonus
石綿 丈嗣
1
,
矢田 浩二
1
,
永野 幸一
1
,
藤原 隆明
1
Taketsugu Ishiwata
1
,
Koji Yata
1
,
Koichi Nagano
1
,
Takaaki Fujiwara
1
1杏林大学医学部眼科
pp.1796-1797
発行日 1989年11月15日
Published Date 1989/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410211041
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- Abstract 文献概要
緒言 水晶体後面の一部が円錐状または丘状に突出したものは,posterior lenticonusと名づけられ,比較的まれな疾患である。本症は,Meyer1)がはじめて人眼で発見し,日本でも河本2)が報告して以来注目されるようになった。
現在までの報告は主として,病理組織検索が主であったが,今回我々は,posterior lenticonusの1症例に対してspecular microscopeと水晶体専用cone lensを組合わせ,後部円錐水晶体の生体観察を試みたので報告する。
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