特集 眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来フォローアップの実際
角膜感染症
大橋 裕一
1
Yuichi Ohashi
1
1大阪大学医学部附属病院眼科
pp.1628-1631
発行日 1989年9月30日
Published Date 1989/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410211007
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角膜感染症の原因は,細菌をはじめとして,真菌,原虫,ウイルスと多岐にわたっている。しかし,前3者による角膜炎は一般に重篤で臨床経過が早いものが多いため,一部の軽症例を除けば,外来でのフォローアップは望ましくない。ここでは,角膜感染症を診た時の一般診療所における基本方針を,細菌性角膜炎,真菌性角膜炎,アカントアメーバ角膜炎およびウイルス性角膜炎の4つに分けて述べる。
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