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特集 第40回日本臨床眼科学会講演集 (5)
学術展示
Posner-Schlossman症候群の硝子体螢光測定
Vitreous fluorophotometric findings in glaucomatocyclitic crisis
湯口 琢磨
1
,
海谷 忠良
1
,
健石 忠彦
1
,
守田 潔
1
,
永井 重夫
1
,
青沼 秀実
1
,
岡本 茂
1
Takuma Yuguchi
1
,
Tadayoshi Kaiya
1
,
Tadahiko Tateishi
1
,
Kiyoshi Morita
1
,
Shigeo Nagai
1
,
Hidemi Aonuma
1
,
Shigeru Okamoto
1
1聖隷浜松病院眼科
pp.996-997
発行日 1987年8月15日
Published Date 1987/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210150
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- Abstract 文献概要
緒言 Posner-Schlossman症候群はglaucomatocyclitic crisisとも呼ばれ,発作時には,プレチピタートの出現と眼圧上昇を認め,寛解期には炎症の消失と眼圧の正常化を認める.その多くは片眼性であり,同一眼において発作と寛解を繰り返す.原因・病態については諸説があり,起因物質としてpros-taglandinsが近年脚光を浴びている1)ものの,真の病因については,未だに不明な点が多い.
我々は硝子体螢光測定を用い,健眼と患眼,発作時と寛解期における眼内柵の変化を観察し,本症候群に関する興味ある知見を得たので報告する.
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