Japanese
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連載 眼科図譜・344
両眼性輪部角膜ヘルペスの1例
A case of bilateral limbal herpes simplex keratoconjunctivitis
松村 絹子
1
,
岩元 義信
1
Kinuko Matsumura
1
,
Yoshinobu Iwamoto
1
1大分県立病院
pp.706-707
発行日 1986年7月15日
Published Date 1986/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209771
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- Abstract 文献概要
角膜ヘルペスは通常片眼性で,樹枝状角膜炎は瞳孔領とその周囲に局在していることが多い.樹枝状角膜炎を角膜輪部に認めるものを,Thygeson1)はmargi-nal herpes simplex keratitisとして注目し,内田2)はヘルペス性辺縁角膜炎として述べているが,報告は少ない.我々は角膜輪部に沿う,広範な樹枝状潰瘍を認めた角膜ヘルペスの症例を経験したので報告する.
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