Japanese
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連載 眼科図譜・324
3年後に再発をみた角膜輪部悪性黒色腫の1例
A case of malignant melanoma in the corneal limbus
竹内 勉
1
,
田川 義継
1
,
田中 邦枝
1
Tsutomu Takeuchi
1
,
Yoshitsugu Tagawa
1
,
Kunie Tanaka
1
1北海道大学医学部眼科学教室
pp.1088-1089
発行日 1984年11月15日
Published Date 1984/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209268
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悪性黒色腫は白人に多く,日本人では比較的少ないとされている。また,その多くは脈絡膜に原発し,メラノサイトの存在する角膜輪部での発生は諸外国においても比校的稀れとされており1〜3),本邦における報告例は未だにみられない。
今回,我々は56歳男性の角膜輪部に発生した黒色腫を切除し,約3年後,同一部位に腫瘍の再発をみた症例を経験した。
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