GROUP DISCUSSION
超音波
山本 由記雄
1
1都立広尾病院
pp.344-346
発行日 1984年3月15日
Published Date 1984/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209131
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1.座位による眼軸長測定用探触子(ゼネラル製)の使用経験
最近Goldmann圧平眼圧計のチップの部に振動子を内蔵したような探触子を用いて座位にて測定できる装置が普及してきている。今回私どもはこのような探触子をもつゼネラル製眼軸長測定装置を使用する機会を得たのでその操作性と精度について検討する。
この装置はZK−2560形超音波診断装置,ZM−2950形眼軸長計測用カウンタとスタンド型探触子よりなる。探触子はニオプ酸リチウム,10MHz,5mmφ,30 mmRの凹面振動子を内蔵しその中央部に透明部をもちこの部より後方の視標を固視できる。接眼部は合成樹脂のチップの先にシリコンゴムの薄膜をはり,振動子との間は蒸留水で満たされている。
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