文庫の窓から
眼科諸流派の秘伝書(25)
中泉 行信
1
,
中泉 行史
1
,
斉藤 仁男
1
1研医会
pp.80-81
発行日 1984年1月15日
Published Date 1984/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209080
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34.目形相伝抄
わが国の中世末から近世にかけて行おれた医家の抄物は実学書として著わされ,広く活用された。眼科諸流派の秘伝書もそのほとんどが,実地治療法等を主に伝えた実学書ということができる。
「日形相伝抄」は眼科実地治療書として相伝された秘伝書であるが,流派名は示されず宝永3年(1706)書写相伝の識があるのみである。
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