座談会
緑内障の薬物療法(最近の動向)
東 郁郎
1
,
高瀬 正弥
2
,
三島 済一
3
,
北沢 克明
3
1大阪医大
2東大分院
3東大
pp.1589-1598
発行日 1980年12月15日
Published Date 1980/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410208224
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三島 「臨床眼科」は創設されました中村先生,それからそれを引き受けて今日の「臨床眼科」の基礎を築かれた中泉先生,このお2人の先生がこの雑誌を作るに当ってモットーとされたのは,日進月歩の学問と実地医家との橋渡しを目的とするということでありまして,そのプリンシプルはいつの時代も変わらないと思います。そこで最近の学問的進歩の結果を一般の方に知っていただくということで,幾つかのテーマを取り上げまして,座談会をするということにしました。
そのひとつとして緑内障が選ばれたわけです。緑内障につきましては,とくに最近いろいろな薬物療法が現われまして,お互いに相補うというかたちで非常に有用だということがわかってまいりまして,これが近い将来,一般にも使われることになるという時代です。
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