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特集 故佐藤勉教授追悼号
手術
乱視に対する角膜間質剔出術について—I.動物実験
Animal experiment on the effect of the operative removal of the interstitial layer of the cornea for astigmatism
大竹 卓一郎
pp.1941-1942
発行日 1960年11月15日
Published Date 1960/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410207107
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- Abstract 文献概要
円錐角膜に始り,近視,乱視へと発展してきた一連の屈折異常眼に対する手術的治療法は,佐藤教授の独創的な手術法であり,白内障手術とともに最も得意としておられた手術である。
本法も乱視に対する手術法で,教授が外遊から帰られて間もなく御考案なされ,その動物実験を私に命ぜられたのである。この手術法は,従来の諸術式がデスメ氏膜に手術的操作を加え,時にこれを穿孔していたのに反し,デスメ氏膜に手術的操作を加えることなく行い得る角膜手術の一新術式である。
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