Japanese
English
臨床実験
緑色腫の1剖検例
An Autopsy case of chlorom
森田 三千代
1
,
長沢 大七
2
Michiyo Morita
1
,
Daishichi Nagasawa
2
1札幌医科大学眼科教室
2札幌医科大学病理学教室
1Department of Ophthalmology, Sapporo Medical College
2Department of pathology, Sapporo Medical College
pp.747-750
発行日 1959年4月15日
Published Date 1959/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206648
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緑色腫は主として幼少の男児を侵し,急激な経過を辿つて死の転帰をとる極めて悪性な腫瘍を形成する稀な疾患である。その全身症状特に血液所見に特異性を有し興味ある疾患とされている。我国では林(1904),菅沼(1909),等の詳細な剖検報告を始め多くの症例が報告されているが,その本態については未だ定説がない。私共もその一例を経験したので報告する。
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