Japanese
English
総説
視能矯正の現状概観—斜視の種類別頻度と視能矯正の効果について
Some Considerations of Pleo-orthoptics in Classified trabismus
山本 裕子
1
Hiroko Yamamoto
1
1自治医科大学眼科教室
1Department of Ophthalmology, Jichi Medical School
pp.1021-1026
発行日 1976年9月15日
Published Date 1976/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205510
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緒言
斜視および弱視の治療に関し,ことに視能訓練の効果については,何をしても結局完全に治るものではないという悲観論と,斜視や弱視の問題はもう片づいたというような楽観論が,非常に一面的にとらえられ,喧伝される傾向があるのは残念なことである。
ここでは,斜視の種類別に,その頻度を考慮に入れて,したがつてその重要度をも考慮に入れて,視能矯正の現状とその効果を概観してみたい。
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