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緒言
トノゲラフィーは,今世界中で広く使われているが,理論的にいろいろの弱点があり,測定値に誤差が多い1)。もちろん臨床ではそれほど正確な値が要求される訳ではないので,たとえ誤差があつても余り問題にはならない。
しかし,もつと正確な測定法があればそれにこしたことはない。また,臨床はともかくとして,臨床研究を進めようとすると,どうしても,もつと良い測定法がほしくなつてくる。このような見地から,今迄沢山のあたらしい方法が提唱されたが,その中で定眼圧圧平トノグラフィー法が,理論的にも実際的にも一番良いとされている2,3)。そして,定眼圧圧平トノグラフィーの一種であるPvトノグラフィーが,今のところでは誤差が一番すくないことは,すでに発表したとおりである4,5)。ただ,定眼圧圧平トノグラフィーをするのに良い眼圧計がないので,このような方法を実際に採用しておるところはほとんどない。
A multi-purpose applanation tonometer has been developed. An optical device is attached to the Nikon applanation tonometer (Goldman Type), and is connected with the tonometer knob via a cam.
The tonometer can measure intra-ocular pres-sure and monitor constant pressure at any area of applanation.
The tonometer is good for tonometry, rigidity coefficient, measurement constant pressure applanation tonography and Pv tonography.
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