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綜説
眼科領域に於ける抗生物質療法の展望—東京眼科講習会(30.6.5)
The antibiotic therapy in the ophthalmologic fields
徳田 久弥
1
Hisaya Tokuda
1
1東大分院眼科
1Branoh Hospital of Tokyo Univ.
pp.1119-1129
発行日 1955年9月15日
Published Date 1955/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202326
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我々がペニシリンを使用するようになつてから今年で丁度10年になるが,ふり返つて考えてみますと,治療のやりかたが,今と昔とでは相当に変つて来ております。又抗生物質そのものも,種類が非常にふえ,現在ではVirusと真菌類と,悪性腫瘍に対して効果の確実なものさえ現われるならば,大抵の病原体は,これを制圧することが出来る様になつて来ております。然しながらその反面,最初の頃は余り予想もしていなかつた様な事故が,段々起つて参り,そのため本来の卓越した有効性が云々されることも少くないので,この変遷と云うもの主軸にして,眼科領域に於ける抗生物質療法を反省風に眺めてみたいと思います。
3) The antibiotics therapy in the ophthalmo-logic fields. H. Tokuda, M.D.
4) Sympathetic ophthalmitis K.Ohhashi, M. D.Proffessor of Jikei University
10) Treatment of acute conjunctivitis H.Ikui, M.D. Kyushu University
11) The location of the excision of peripheral iris in the operation of sclerotic cataract Seto, M.D. San raku Hospital
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