Japanese
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臨床実験
日置式色覚計(偏光アノマロスコープ)の檢討(その1)—色合せ野に就て
Some Investigations on Hioki's Anomaloscope, Ist Report, About the Color Matching Field.
飯沼 巖
1
,
安藤 純
1
1和歌山医大眼科
pp.969-972
発行日 1954年9月15日
Published Date 1954/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201987
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最近,中村康教授及び東大工学部日置隆一助教授の色覚計の協同研究により,偏光を利用してNagel氏式の欠点を改良した優秀なアノマロスコープが出来た。之に関しては,既に初田氏が本誌上にその試作品に就て紹介せられたので周知のことと思う。
私共は本品の製品第1号を得,約1年間使用して色々と考察してみた結果,初田氏の紹介になかつた長所を発見したので,省改良さるべき1,2の欠点と共に,参考迄に,述べて見たいと思う。我国に於て考案製作せられた外国にほこるべき優秀な機械として,益々改良完成せられんことを望むからである。
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