臨床實驗
トラコーマ病原體の電子顯微鏡所見(豫報)
筒井 純
1
,
三井 幸彦
2
,
田中 智惠
2
1岡大眼科教室
2熊大眼科教室
pp.664-665
発行日 1951年10月15日
Published Date 1951/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200962
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極めて多數の封入體を證明する定型的のトラコーマ結膜から撮つた電子顯微鏡寫眞に於て,トラコーマヴィルスと推定される明確な所見を得ることが出來た。すべての對照材料に於て,かゝる所見は陰性であつた。トラコーマヴィルスの電子顯微鏡所見は,大きさ及形共にProwazek小體の基本小體及び原始體とかなりよく一致していた。
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