臨床實驗
麥粒腫の發生樣態
小島 克
1
1名大眼科
pp.487-489
発行日 1951年8月15日
Published Date 1951/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200907
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麥粒腫は葡萄状球菌感染による點は周知の如くである。唯,塚原氏實驗にもある樣に單に菌塗布のみでは發現しない。發生を助長すべき,體況的な面があろう。これらの一部としての「ツ」皮内皮應に就いて調べた所を茲に記したい。
1.「ツ」皮内反應は,77例でみると(−)25例32%(40.5-33.4%)1-9mm21例27%(31.3-20.2%)10-19mm25例32%20mm以上6例(14.6-4.3%)となり,(+)以上は,77例中31例,40%(49.07-31.7%)であつた。
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