臨床實驗
霰粒腫發生の樣態
小島 克
1
1名大眼科
pp.627-629
発行日 1951年10月15日
Published Date 1951/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200950
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霰粒腫に就ては朝日向氏の研究があり瞼腺硬塞を基調とする點に發生の極據を求められ一般に支持されている。尤も霰粒腫樣症候を稱する者には結核その他がある。本症も亦,主に發生年齡が思春期にあり,その状況の一事として「ツ」反應等の状況をみた所,2-3得る所があつたので茲に記載したい。
1.「ツ」皮内反應は,39名中(−)9名23.7%〔35-14%〕,1〜9m.6例15%〔27-8%〕,10〜19mm19例(48%)20mm以上2例(5.1%)30mm3例(8.2%)で,(+)は39名中24名,61.5%〔72-59.4%〕となる。
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