臨床實驗
外眥部に發生した初期硬結の1例
林 生
1
1京大眼科
pp.367-368
発行日 1950年9月15日
Published Date 1950/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200667
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梅毒初期硬結が陰部以外殊に眼部に於て見られる事は外國には多数報告されているが我國では風習に著しい差が有る爲め比較的稀なものとされていた．然るに終戰後我國の風習は急速に欧米化の一途を取りつつ有り一方世相の惡化と共に梅毒患者の増加とが相俟つて其の数も増加しつつあるのではないかと思われる．余も最近其の1例に遭遇したので茲に報告する次第である．
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