今月の表紙
網膜振盪
反保 宏信
1
,
中澤 満
2
1自治医科大学眼科
2弘前大学眼科
pp.1794
発行日 2011年11月15日
Published Date 2011/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103999
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症例は24歳女性。2010年3月16日,右眼を拳で殴られ,当院救急外来を受診後,当科紹介となった。視力は手動弁で,眼圧は10mmHg,前房出血と網膜振盪を認めた。
翌日の診察で視力は(0.7)と改善し,前房出血も引いてきたため眼底写真を撮影した。黄斑部と周辺部網膜全周性に網膜振盪による浮腫性混濁を認めた。その1週間後に浮腫性混濁はほぼ消失していた。
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