Japanese
English
Lecture
コンタクトスポーツと脳振盪
Contact Sports and Sports-Related Concussion
中山 晴雄
1
,
平元 侑
1
,
笹森 わかな
2
,
岩渕 聡
1
Haruo NAKAYAMA
1
,
Yu HIRAMOTO
1
,
Wakana SASAMORI
2
,
Satoshi IWABUCHI
1
1東邦大学医療センター大橋病院脳神経外科
2東邦大学医学部医学科
1Department of Neurosurgery, Toho University
キーワード:
コンタクトスポーツ
,
contact sports
,
脳振盪
,
sports-related concussion
,
The Sports Concussion Assessment Tool
Keyword:
コンタクトスポーツ
,
contact sports
,
脳振盪
,
sports-related concussion
,
The Sports Concussion Assessment Tool
pp.929-933
発行日 2019年9月25日
Published Date 2019/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201466
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はじめに
スポーツ関連頭部外傷,特にスポーツ関連脳振盪(sports-related concussion:SRC)への注目は以前とは比較にならないほどに高まっている.しかも,2019年はラグビーワールドカップが,2020年には東京オリンピックが本邦において開催される.したがって,SRCの発生頻度もこれに伴い増加するものと考えられる.本稿ではスポーツに関する診療機会の多い臨床に携わる整形外科医師にもSRCについてその概念と対応について正しく理解されることを目的に,特にその発生頻度の高いコンタクトスポーツにおけるSRCについて概説する.
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