連載 もっと医療コミュニケーション・18
病院はATT(明るく・楽しく・ためになる)のステージです―医師は力動性(ダイナミズム)のモデルであれ
佐藤 綾子
1,2
,
綾木 雅彦
3
1日本大学藝術学部
2国際パフォーマンス研究所
3昭和大学藤が丘病院眼科
pp.1010-1013
発行日 2009年6月15日
Published Date 2009/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410102772
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数か月前,医療関係者を対象とする講演をした後,40代後半の男性医師A先生から,ご丁重なお礼のメールをいただきました。
その中に,真剣なご相談内容が書かれていました。「私の話し方が暗くてわかりづらいのか,患者に対して十分な敬意を払っていないという印象を与えているらしい。別々の患者から2回,病院の投書箱に投書があり,結局,居づらくなって病院を移りました。どう改善したらよいのでしょうか」という内容でした。
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