べらどんな
エジプト眼病
GEN
GEN
pp.2017
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410102569
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病名に地名がついている例は多い。スペイン風邪は1918年から大流行したインフルエンザだし,イギリスでFrench diseaseと言えば梅毒を意味する。そのなかで眼科にもっとも関係が深いのが「エジプト病」である。
トラコーマはヨーロッパでも古代ギリシャの時代からあったが,慢性疾患であり,あまり注目をされていなかった。これが大問題になったのは19世紀に入ってからである。
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