連載 あのころ あのとき38
医局内サバイバル法
上野山 謙四郎
1
1和歌山県立医科大学
pp.150-153
発行日 2004年2月15日
Published Date 2004/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410101031
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入局したときは開業するつもりでいた。民間病院の勤務医も経験し,教授の気分も味わった。定年後は親代々の開業医をしている。
ここでは若い先生方を対象に,激烈な医局内生存競争に勝ち抜く方法を伝授しよう。それと老人の自慢話をさせていただく。
医局人のタイプ
入局間もない頃は誰しも思うだろう。大勢のなかで認められたい,頭角を現したい。助手,講師,助教授へのコースに乗りたいと切望する。だが5年,10年経つうちに差がついてくる。
人物像の例を挙げる。
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