Japanese
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連載 眼形成手術手技2
眼形成的運針術―(1)理論編
The theory of oculoplastic suture(1)
野田 実香
1
,
花園 元
1
Mika Noda
1
,
Gen Hanazono
1
1慶應義塾大学医学部眼科学教室
pp.420-425
発行日 2005年4月15日
Published Date 2005/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410100473
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はじめに
運針とは「針の運び」すなわち針の刺入から針の刺出までの動きをいう。組織に対する損傷を最小にするためには,針をその彎曲に従って進めるのがよい。
針がつくる円を軌道とした運針を行えば,針が曲がったり折れたりすることもなくなる。
理想的な運針は,
1.刺入点と刺出点が正確に位置していること
2.組織の取り込み量が適切であること
3.組織に対する損傷が最小であること
である。
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